美容師

仕上がりが気にいらないお客様のクレームに美容師はどう対応するのか?

※当ブログでは記事内に広告が含まれている場合があります。

美容室に行く前は、どんな髪型にしようかと、ウキウキしますよね。
いつも同じ髪型にしている人もいますが、流行りの髪型やイメージチェンジが楽しみな方も多く来店されます!

こんな感じにしたい!と美容師さんに伝えて、カウンセリングをしてから施術してもらうと思いますが、仕上がった髪型を見て、イメージ通り!と満足する事はあると思いますが、こんなのを求めていたんじゃない!と気にいらなかった経験はありませんか?

実際に美容室で働いていても、仕上がりを見せた時に気にっていない!という顔をされる方もいるんです。
その中の一部の方は、こうじゃない!こうしてほしかった、と言葉に出される方もいます。

今回は、仕上がりが気にいらなかったお客様のケースと、その時の対応についてお話しますね。

スポンサーリンク

仕上がりが気に入らない!実際に美容室であった経験告白!

お客様に気にいってもらえるように!と、お客様の希望をメインに、髪質や骨格を考えて施術をしているのですが、中には仕上がりを気にいっていただけない場合もあります。

実際に経験した、お客様からの声をまとめてみました。

長さが短すぎる!

カウンセリング時に、何センチ切りますか?と伺ったり、手でラインの位置を示して切る長さを確認しますが、切り終えた後に「え、短すぎる!」や、「こんなに短いんだ」と言われたことがあります。

写真でイメージをされているお客様は、モデルさんの首の長さや肩の位置が自分と違うと仕上がりも変わってきますし、長い状態でイメージしているのと違うと感じられる方が多いです。

カラーの仕上がりが気にいらない!

よくある声は、イメージより暗い!又は、明るすぎる!という、明度に関して気にいっていただけない事です。
光の当たり具合や髪質、カラー前の髪の色によっても仕上がりが変わるため、見た目がお客様のイメージと違ったんですね。

白髪染めをされてるお客様で多いのは、明るめのカラーにした場合に、白髪が染まっていない、と言われたことがあります。

これは、明るさを出すと白髪に入る色味が薄くなるため、色は入っているが光に当たるとキラキラして見えてしまうことが原因です。

パーマのイメージが違う!

最近のモデルさんのカールは、アイロンで仕上げたものが多く、そのイメージを持たれたお客様がパーマをされた時に、かかり過ぎ!と言われたことがあります。

アイロンで仕上げた時のカールと、パーマでの仕上がりは一緒ではないため、ある程度スタイリングで仕上げてもらう必要があるので、イメージの違いが出てしまったというケースです。

たくさんのお客様を担当していると、相性もありますし、全員のお客様に気にいっていただくことは難しいですが、上記のような仕上がった後に言われてしまうことをできる限り避けるために、カウンセリングをしっかりして、施術の前にこうなります、という想定をお伝えするように心がけています。

合わせて読みたい

意外!ハッキリ言えないお客様の心理を美容師はこうして見抜いている。
始めていく美容室は、緊張しませんか?不安な時間を過ごして完成した髪型を見て、「ここが気になるな」「あまり気に入らないな」と思った時、ハッキリこうしてほしいというのはとても勇気がいりますよね!今回は、美容師がそんな言い出せないお客様の心理を読み取るために見ているポイントについて、お話していきますね!

仕上がりが気にいらないお客様への対応は?

お客様とイメージの共有ができるように、施術前に丁寧にカウンセリングをしているつもりですが、気に入っていただけないお客様もいるのが現実です。

こんな風にしてほしかったんじゃない!と仕上がった後に言われた場合、美容師はどのように対応しているのでしょうか?パターン別にまとめてみました。

その場でやり直し

気に入っていただけなかったのが、「長さが長い!」「イメージしていたラインではない」といった修正が可能な場合は、その場でもう一度カウンセリングをして、修正をさせていただきます。

後日やり直し

その日にすでに施術時間を終えているお客様は、その後にやり直しをする時間をとれない場合もあります。
その場合は、やり直しのために後日再度ご来店いただき、施術させていただきます。

料金の割引やサービス

明らかに短くなりすぎてしまった場合等は、伸ばすことはできないため、その日の料金をサービスしたり、後日利用できる割引チケットをお渡しすることもあります。

その判断は、お客様にスタイルの説明をした後、それでも納得されなかった場合に料金でのサービスをすることが多いです。

トリートメント等の処置

薬品等で髪の毛に過度なダメージを与えてしまった場合は、トリートメント等の施術のサービスをします。
修正カットができるような場合は、お客様に説明をして納得いただけた場合は、カットでダメージ部分を補修する場合もあります。

後日のクレーム

できる限り避けたいことですが、後日お電話でのクレームがある事も。
内容にもよりますが、やり直しをさせていただくように提案をして、実際に気にいっていない部分や気になる部分を担当美容師が確認します。

やり直しを拒否、又はご来店拒否で怒ってしまっている場合は、最悪なパターンですが、その場合は代金をもってご自宅へお詫びに伺うこともあります。

これは、もう担当美容師一人の問題ではなくお店の対応になりますので、責任者を通して店舗責任者がお詫びに行くようになるので、結構大問題です!

 

どこからクレームとして分類するかにもよりますが、大小関わらず、お客様に気にいって頂けなかったものは、お客様にご納得いただけるように対応するように心がけています。

過去には、やり直しを求められたお客様が最終的に指名客になった!なんて経験もあります。
親身になって対応することが一番大事な気がしますね。

合わせて読みたい

美容室で髪型をお任せするのと指定するのはどっちがやりやすいの?美容師が解説。
美容師として働いていて、たくさんのお客様と接していますが、お客様からの注文は様々です。ここでは、私が実際に働いていて、おまかせオーダーの場合と指定スタイルの場合、どちらがやりやすいか、また、カウンセリングの時にどのような提案をしてスタイルを決めているか、についてお話します。ぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

お客様が仕上がりを気にいってもらえなかった場合、どのように対応するのかで、美容室や担当美容師のイメージが変わりますよね!

もし、あなたも仕上がりが気にいらなかった場合は、うまくイメージが美容師に伝わっていなかったかもしれません。
そのままにせず、言葉にして伝えればその場で修正もしてくれるので、遠慮なく伝えてみてくださいね!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました