美容師のホンネ

話すのが苦手な美容師はいるの?悩みは?得することは?

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美容院に行くと、美容師とお客さんが楽しそうに会話してる光景をよく見ますよね。
美容師はおしゃべりが好きな社交的な人が多いと思われがちですが、実は中には会話が苦手な美容師もいます。

私も話すのは苦手で、プライベートでは店員さんと話すのが怖いから食券制のお店を探したり、赤ちゃんにまで人見知りしたりと社交性は皆無です。笑

そんな話すのが苦手な美容師ならではの悩みや、逆に苦手だからこそ得していることについてお話していきます。

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会話が苦手な美容師の3つの悩み

美容師ってたくさん話しかけてきますよね。それは、お店からお客様に積極的に話しかけるようにと指導されてるからです。
私もできないながら頑張って話しかけていましたが、空回りすることが多かったです。

美容師になる前は、美容師なんて技術職だからお客さんと会話なんてしなくていいじゃんと思っていたので、とても辛かったです。

そんな会話が苦手な美容師の悩みには、いったいどんなものがあるのでしょうか?

会話が好きなお客様からの指名がもらえない

美容院はカットやカラーをする場所でもありますが、来店するもう1つの理由として、「美容師との会話が楽しいから」というものがあります。
私は、こういう状況がとっても苦手でした。

会話は言葉のキャッチボールなので、片方が下手だとうまく会話が続きません。
お客様がたくさん話しかけてくれているにもかかわらず、そこから話を広げることができず、すぐに会話が終了…な~んてことがよくありました。

特に、カラーやパーマなど施術時間が長いものだと、そんな気まずい状態が何時間も続いてしまいます。
どんなに理想通りの髪型になったとしても、そんな美容師は次も指名したいと思いませんよね。

お客様に「美容師向いてないから辞めたら?」と言われたこともありました。
こういうのは、非常につらいです。

緊張するトライアングル接客

カラーをしているとよく、アシスタントが手伝いに来ることがありませんか?
そうすると、お客様、スタイリスト、アシスタントの三人で会話することになりますが、これをトライアングル接客といいます。

会話苦手な人あるあるだと思いますが、1対1で話すのはまだ頑張れても、3人以上になると誰と話したらいいのかわからなくなってしまうことありますよね。

またスタイリストが近くにいることで監視された気分になり、余計に緊張してしまい空回りすることがよくありました。

最高に憂鬱なモデルハント

街中で、美容師に声をかけられたことがありませんか?
あれは、技術を習得するためにカットやカラーをさせてくれる人を探したり、撮影用の自分の理想の雰囲気にあったモデルさんを探すための声掛けなんです。

私は人見知りで会話が苦手なので話しかけに行くことができず、1日を無駄にしたり、話しかけられてもうまく説明ができずに相手を困らせてしまう…ということがよくありました。

声をかけても無視されたり、嫌な顔されることが多いのでやればやるほど自信がなくなり、モデルハントが一番嫌な仕事でした。

今はネットやSNSでモデルさんを見つけられる時代なので、わたしは街中で声かけるのはやめて、完全にネットでのモデルハントにしています。

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会話が苦手な美容師だからこそのメリット

会話は苦手でも美容師の仕事は大好きです。
しかし、いくら会話しろと言われても、努力で何とかできる人と、どんなに頑張ってもできない人がいます。私は完全にできない人でした。

そんなんで美容師やっていけるの?と思いますよね。
今度は逆に会話が苦手だからこそ良かったことや、働き方についてご紹介していきます。

自分にあったお客様からの指名が増えた

美容院での過ごし方は、人それぞれです。
お話するのが好きな方もいれば、反対に静かに過ごしたいというお客様もいます。たまにはスマホを見たり、雑誌を読んでたいなということありますよね。

そのようなお客様にとって私のような会話をしない美容師は、居心地がいいと思ってもらえ、次の指名につながります。

もちろん最初のカウンセリングや、ところどころ確認のためにお声がけがしますが、基本無言で技術に集中でき、お客様にとっては快適な環境であり、美容師にとっては技術のしやすい環境とwin-winな関係を築くことができます。

会話が苦手な美容師でも好かれるお客様には好かれて、無理なく働くことができます。

短時間、無言でも大丈夫!ヘアセットの仕事

美容師といえばカットやカラーをする仕事というイメージが強いと思いますが、実は夜のお仕事の女性のヘアセットの仕事もあります。

ヘアセットの仕事はスピード重視のため、そもそもお話をする余裕がありません。
また、ヘアセットは1人でする施術のため、従業員同士の連携もいらないので、1人で黙々と施術をしたい美容師にとっては最高の仕事です。

 

なかにはお話が好きなお客様もいますが、どんなに長くても15分という短時間で施術がおわるので、なんとか頑張れます。

また、みなさん毎日のように来店されるので、ひと月に一度くるかこないかというカットやカラーのお客様よりはすぐに顔なじみになり、会話もさほど緊張することなくできるようになります。

よって、ヘアセットのお仕事は、私のように会話が苦手な美容師には向いている仕事と言うことができます。

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まとめ

会話が苦手だと、確かに大変なことはたくさんあります。
それでも美容師をしてるということは、それだけ美容の仕事が好きで誇りを持っているということです。

悩みながらも自分なりの接客スタイルを作って成功してる人は、実は多いんですよ!

みんなそれぞれ性格が違うように、美容師もおしゃべりな人や会話が苦手な人など、色々なタイプがいるということですね♪

 

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