骨盤とは体の真ん中部分にあり、体を支えるための大事な部分です。日常生活の中で体が正常でないと不調が出てきてしまいます。
骨盤は上半身と下半身をつなぐ体の土台ともいえる大事な場所なのですが、意外と普段の生活ではあまり気にしないという人も多いのではないでしょうか?
生活しているうちに様々な原因で歪み始めた骨盤は、知らず知らずのうちに歪みが大きくなり、腰痛や肩や首にまで痛みがでてきてしまうということがあります。
ひどくなってしまうと治すのも大変!原因を知って早めの改善をすることが重要です。今回は骨盤の歪みの原因と、簡単に確認ができる方法をご紹介します。
骨盤の歪みの大きな原因になるのはいったい何なのか?
骨盤とはそもそも3つの大きな骨で構成されています。左右に1つずつ、そして腰の方に1つ、この3つの骨のバランスが崩れたり位置がずれたりすると、歪み、痛みの原因になってしまいます。
骨盤の前後の歪み
骨盤の前後の歪みでは左右どちらかの骨がずれてしまう場合と、真ん中の骨がずれてしまう場合があります。
女性に多いといわれる反り腰、こちらは骨盤が前方に倒れてしまうことが原因で起こります。男性に多い後傾、こちらは骨盤が後方に倒れてしまうことが原因です。
真ん中の骨が影響している場合は、骨が上を向いていしまっていて開き気味になっている場合も反り腰の原因になります。逆に下を向いてしまい、閉じ気味になっている場合は猫背の原因になります。
骨盤の左右の傾き
骨盤の歪みは前後のお歪みだけでなく、左右の傾きも影響しているんです。左右のどちらかの骨が上がってしまったり下がってしまうとバランスが崩れます。
骨盤は、背骨を支える大事な骨なので、左右のバランスが崩れることで背骨が曲がってしまい、痛みや姿勢、足の長さの違いなどの原因になることもあります。
ねじれ
そして、意外にも一番多いと言われているのがねじれです。
ねじれは骨盤の前後左右の位置がねじれてしまいバランスを崩すことを言いますが、日頃の癖が大きく関係しています。
ねじれがひどくなると、上記で説明した前後の歪みや左右の歪みを誘発してしまい、更に悪化させてしまうので注意が必要です。
何気なくしている座り方や、立ち方、歩き方、更には力の入れ具合だけでもねじれができてしまいます。
骨盤の歪みをすぐに確認できるカンタンな方法とは?
では、歪みがあるのかを確認する方法もご紹介してまいりますね。
まずは、セルフチェック!
日頃の生活の中で、癖でやってしまっていることがないか、確認してみてください。
- 足を組むクセがある。(同じ方の足を組む)
- 片方に足を曲げて座るクセがある。(女の子座り)
- 立っているときに同じ方の足に重心をかけている
- 背もたれに寄りかかって座る
- 鞄を同じ肩に掛けるクセがある。
- 立っていると疲れやすい
- ハイヒールを履くことが多い
- デスクワークが多い、又は田知事ごとが多く、長時間、同じ姿勢でいることが多い。
- スマホをいじることが多く下を向いている時間がながい。
- 猫背である。
- あまり体を動かす機会がない
- 肩こりや、首の痛みがある
- 腰痛がある
- 肩の高さや、足の長さが左右で違う
上記の中に当てはまるものが半数以上ある場合は、すでに骨盤の歪みがある場合があります。すでに痛みがある場合は進行している場合もあります。
自覚症状がなくても上記のようなクセがある場合は、少しずつ骨盤が歪み、進行していってしまうと痛みが出てきてしまうので、自覚症状がなくてもケアして癖を直すように心がけると良いでしょう。
セルフチェックとストレッチ
では、次に実際に自分が骨盤の歪みがあるのかをチェックしていきましょう。とても簡単にチェックできる方法をご紹介します。
こちらはすぐに確認できる簡易的な歪みチェックの方法です。時間もかからないので、座ったついでにチェックできますので今すぐ試してみてください!
骨盤の歪みをチェックする方法
もう少し具体的に、自分がどのタイプの骨盤の歪みなのかを知るための方法です。こちらも必要な道具はなく、どこでも簡単にチェックできるのでオススメです。
簡単なストレッチ方法も一緒に見られるので参考にしてみてください。
自分で出来る骨盤の歪みチェックと骨盤矯正ストレッチ
骨盤の歪みと言っても色々なタイプがあるので、自分がどのようなタイプの歪みなのかを知ることで、的確な治療やストレッチができますね。
先ほどのチェックリストと歪みのタイプを知れば、日頃の癖の改善の目安にもなりますので、ぜひ併用してチェックしてみてください。
まとめ
骨盤の歪みは悪化していかないと自覚症状が出にくいので、意外と気にせず生活している人が多いです。骨盤の歪みは腰痛などだけでなく、太りやすい体型になったりもするので気を付けたいですね。
逆に骨盤矯正をすれば、姿勢も良くなり身長も伸びたりダイエット効果につながります。悪化して骨に影響が出る前にケアしましょう。
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