美容・髪型

白髪が気になるあなたに!髪の負担にならない白髪染め頻度とは?

※当ブログでは記事内に広告が含まれている場合があります。

「こないだ染めたばっかりなのにもう白髪が…」
「あんまり染めすぎるのも、髪の毛に悪い気がするし…」

気になる白髪をどうにかするには白髪染めをするしかないのですが、出来るだけ髪の毛に負担はかけたくないという負のスパイラル。

僕も30代後半に入ってきてるので、美容師という職業柄、白髪混じりで営業するわけにもいかず、日々負のスパイラルを体感しています。白髪が気にならない程度に、髪の毛にも負担がかからないようにしたい。

この記事では、どのぐらいの周期で白髪染めをするのがベストなのか?をご紹介していきます。

スポンサーリンク

ホームカラーかサロンカラーか?

美容師という立場での考え方になりますが、あなたがいつもしている白髪染めが

  • ホームカラー
  • サロンカラー

のどちらか?で負担になる周期は変わってきます。
と言うのも、プロが施術するサロンカラーに比べて、ホームカラーの方が圧倒的に髪の毛が傷むからです。

ホームカラーの適正周期

ご自分で染めるホームカラーの場合、根元の気になっている白髪を染めたいと思っても、毛先まで薬液が付いてしまいます。
薬液が付いたところは当然傷みますから、毎回染めるたびに毛先まで髪の毛を傷ませていることになります。

できるだけ髪の毛を傷ませたくないのであれば、ホームカラーの場合は2カ月半~3ヶ月ほどの期間を空けた方がいいですね。

サロンカラーの適正周期

僕ら美容師が染める場合は『リタッチ』といって、根元の白髪だけに薬液が付くように施術していきます。
こうすることで毛先には薬液が付かないようにすることが出来、ホームカラーに比べて傷みづらくなります。

サロンカラーの場合は、ホームカラーよりも薬液自体が髪の毛に優しいものを使っていることが多いです。

しっかり染まる分、伸びてきた白髪が目立ちやすいというデメリットも考えると、周期としたら1ヶ月~1ヶ月半おきに染めるぐらいがサロンカラーではベストと言えます。

合わせて読みたい

本格的に白髪染めを始めるタイミングはいつ?白髪を抜いたらダメって本当?
白髪が出てきたら隠すには白髪染め、でも白髪染めって年取った気がして凹むな…まだ少ししかないのになぁと、いつから白髪染めをしてよいか迷っていませんか?今回は白髪が出始めてきたときの、白髪染めを始めるタイミングや白髪を抜いたり切ったりする事についてお話していきますね!

傷み方の違うカラー剤の種類

『白髪染め』と一言で言っても、傷む度合いがカラー剤によって違うことはご存知でしょうか?

白髪染めにも種類があり、

  • 白髪染め(クリームタイプ)
  • 白髪染め(泡タイプ)
  • マニキュア

などに分けることができます。

他にも

  • おしゃれ染め
  • ブリーチ
  • メッシュ

などもあり、厳密には白髪染めではないので白髪は染まらないのですが、テクニカルな要素で白髪をぼかして目立ちにくくすることは可能です。

マニキュアは傷まない

白髪を染めるカラー剤のなかで1番髪の毛への負担が少ないのが、マニキュアです。
酸性カラーとも言われ、髪の毛を傷めるアルカリ系ではなく、色味を髪の毛の表面にコーティングさせて染まります。

髪の毛の内部まで浸透させて発色させるやり方ではないため、1番傷みづらい方法になります。

デメリットとしては色が落ちやすいこと。
コーティングさせているだけなので、シャンプーするたびに徐々に落ちていきますから、染める頻度は半月~1ヶ月に1度ぐらい。

それと頭皮や顔などに付いてしまうとシャンプーしてもなかなか落ちない特徴があるので、染め方に少しテクニックが必要にはなってきます。

泡タイプは染めやすくて優しい

ご自分で染めるのに特化した泡タイプ。量もしっかり入ってるし、1本でしっかり毛先まで染めることが出来ます。

毎回毛先まで染めることにはなってしまいますが、泡タイプのカラー剤はほとんどがやりやすさに特化している分、クリームタイプに比べて傷みづらくなっています。
頻度で言えば、1ヶ月半~2ヶ月おきであれば負担は少なくすむぐらいです。

クリームタイプは傷みやすい

クリームタイプのカラー剤は染め方も染まり方も、サロンカラーの薬液と似せて作られています。
本来は上記した『リタッチ』で染めないといけないものを、毛先まで薬液を付けてしまっていることになるので傷みやすいです。

白髪の伸びるスピードから考えれば大分白髪が目立つことにはなってしまいますが、傷みやすさは他のホームカラーから比べてもかなりのものになってきますので、頻度で言えば2ヶ月半~3ヶ月ほどで考えた方がいいですね。

ファッションカラーはやめとくべき

おしゃれ染め、ブリーチ、メッシュなどのファッションカラーは、『白髪は染まらないが目立たなくさせる』ことを目的としています。

極端な話、金髪にしたら白髪はぼけるだろうっていう発想で、明るくさせることがメインになってきます。
この『明るくさせる』というのが髪の毛にはかなりの傷みを与えることになってしまい、白髪染めよりも傷む結果となります。

ファッションカラーはテクニカルな要素も必要になってくるので染めムラにもなりやすいですし、よっぽど慣れている人でなければ止めておいた方がいいですね。

合わせて読みたい

白髪が染まりにくい場合の対処法!長持ちさせる工夫とは?
美容室で染めた翌日でも、染まっていない白髪を見つけたりしませんか?染まりづらい場合、普段から気をつけることはあるのでしょうか。この記事では、白髪が染まりにくい場合の対処法と長持ちさせる工夫をご紹介します。

まとめ

年齢を重ねるほどに気になる白髪、傷みにも気を使うし本当に大変です。
今回は美容師の立場でのカラー剤によっての適正な頻度をご紹介していきましたが、おすすめはやっぱりサロンカラーです。

ちゃんとしたカラー剤をちゃんとした技術で使っていくのが髪の毛にとっては良いことなので、お財布と相談して上手におしゃれを楽しんで頂ければと思います。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました