普段から茶髪や明るくしている人も、学校や会社の都合で明るい髪色を暗くしないといけない場面ってありませんか?
少しの間黒髪で過ごして、行事などが終わればまた明るく染め直そう、なんて思っている人!ちょっと待った!その黒染め、すぐ明るくするのは難しい可能性が高いですよ。
今回はその理由と、どれくらい経てば明るくヘアカラーが出来るのかをお伝えしたいと思います。
黒染めとおしゃれ染めの違いをみてみよう
まずは、明るくするおしゃれ染めと暗くする黒染めの違いをお伝えしたいと思います。
黒染めとおしゃれ染めのカラー剤は、何が違うのか知っているでしょうか?
同じヘアカラーなのだから同じでしょ!と思った人。間違ってはいません。
ヘアカラー剤は、染料と脱色が混ざった物で出来ています。
希望の明るさと色味にする為には脱色しつつ色味が入っていくのですが、明るい色に染めるカラー剤程、脱色の力が多く、暗めの色に染めるカラー剤は、逆に染料の量が多く配合されています。
そのバランスの違いが、おしゃれ染めと黒染めの違いとなっています。
黒染めとおしゃれ染めの色落ちの違い
色落ちは、かなりの違いがあります。
先程もお伝えしたように黒染めは染料が多く、脱色をほぼせずに髪の毛に色味が入っていくので、落ちにくい性質です。脱色が無い分キューティクルも締まり、退色しずらいのです。
逆におしゃれ染めは、脱色のバランスが多めなので薄目の色味は退色が早く感じます。
キューティクルも開きやすく傷みも進むため、退色がより早く感じるかもしれませんね。
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黒染めのレベルでその後のヘアカラーが可能か決まる
黒染めを一言で言っても、明るさの違いがあります。
染料の濃さでその明るさが変わっていくのですが、それにより色落ちの速度が変わってきます。
それにより、すぐおしゃれ染めで明るくヘアカラーが出来るのかの違いが出てきます。
4レベルの黒染め
4レベルというのは、美容業界で言うかなり暗めのレベルになっています。
日本人の地毛よりも暗いと言われている4レベルの黒染めをした場合、ヘアカラーはすぐ出来るでしょうか?
答えとしてはNOになります。染料はかなり含まれていて、2、3ヶ月空けていていても明るくするのは不可能です。
仮に半年後だと4レベルの黒染めが自然に落ちてきて少し焦げ茶ぽくなるかと思いますが、それ以上に明るく染めようとするのは難しいです。
6レベルの黒染め
6レベルの黒染めというのは大体、日本人の地毛に近い黒髪になります。
学校や会社でも黒として認められ、行事などもOKな明るさです。
自然な黒髪ではありますが、1、2ヶ月ではすぐ明るくは難しく思います。
黒染めをする前がかなりハイトーンであればある程度退色して、茶髪になっていれば、明るく合わせることが出来そうです。
髪質や痛み具合等で、次にするヘアカラーの成功率が変わりそうです。
ただ、退色した色は綺麗な茶色ではなくオレンジぽい赤みのある茶髪になりがちです。
8レベルのダークトーン
8レベルの場合は、焦げ茶程の明るさになり黒染めとは言えませんが、落ち着いた色味で染めれば学校や会社などの行事でも大丈夫だったりします。
次回に出来るだけ早めに明るくしたい人は、この当たりのおしゃれ染めの濃いめのカラーで染めてあげると、あまり影響を受けずにその後のヘアカラーが出来る可能性が高いです。
8レベルのヘアカラーは染料が多いわけではないので、行事などの直前に染めるのをオススメします。
退色が早く、すぐ茶髪になってしまいます。
どうしても黒染めをしないといけない時は
そう分かっていても、黒染めをしないといけない場面はやはりありますよね!
安心してください!そんな時に、できる限り黒染め後に明るくすることが出来るコツを教えておきますね。
1つ注意することは、担当の美容師さんにちゃんと黒染めの後に出来るだけすぐ明るくしたいことを伝えておきましょう!
暗めのダークトーンで染める
黒染めのレベルの話でお伝えしたように、レベルが低くて暗いほど、次回の明るくするヘアカラーが難しくなります。なので、極力暗めのダークブラウンで染めてもらうようにお願いしましょう。
オススメは、おしゃれ染めのアッシュ系のブルーアッシュやグレーを使うと、光が当たっても暗く見えて黒髪風に見えます。1ヶ月もすると明るさが出てくるので、次のヘアカラーを邪魔しにくいですよ。
傷み前提でブリーチで明るくする
どうしてもしっかり黒染めしないといけない場合は、次のヘアカラーをダブルカラーにしましょう。
1度のヘアカラーでは明るくすることが難しいのはお話したと思いますが、ブリーチで脱色をしてその後に色味を被せれば、明るくすることは可能になります。
美容室によっては、染めたカラーだけを落とす脱せん剤というものもあります。
どちらもオレンジぽく抜けてしまうため、色選びは限られてしまいます。
少しずつ無理のない明るさにしていく
傷むのが嫌であれば、通常版のヘアカラーの1番明るいカラーを使って時間を掛けて明るくする方法です。
最低でも黒染めから3ヶ月以上経過してないとほとんど明るく出来ませんが、それを繰り返す事で傷みを最低限に抑えることが出来ます。
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まとめ
できる限り、黒髪でいるのは嫌ですよね。
髪の傷みや明るさによりますが、早くて1ヶ月、遅くて半年後から1年は黒染めの影響がある事を覚えていてください!
極力傷みが出ないように、黒染めもよく考えてするようにしてみてくださいね。
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