「せっかく美容室に行ったのになんか思ってたのと違う…」
「この美容師さん大丈夫かな…?」
美容室に行ったときに担当する美容師になんとなく不安を感じてしまう。あなたは過去にそんな経験がありませんか?
経験や知識の足りない技術不足であったり、単純に接客が雑だったり、言ってることを分かってくれなかったり、いわゆる『ダメな美容師』ですね。
僕も自分が新人の時は経験が足りず、お客様に「この人大丈夫かな…」と思われてたんだろうなという心当たりがありますし、後輩達にもそうならない為に指導しています。
『ダメな美容師』と言っても色々ありますが、今回は1番担当されたくない『技術がダメな美容師』の見分け方について、紹介していきます。
技術がダメな美容師の共通点
色々な考え方や個性のある美容師がたくさんいる中で、下手な美容師には共通して言えることがあります。
それは、『人間力が低い』ということです。
単に若くて経験不足だからという訳でもなく、何歳になっても「この人低いな~…」と周りから思われてしまうような美容師は、技術が下手です。
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お客様から見ても分かる下手な美容師の特徴
人間力がどうのと言っても、お客様から見たらそんなこと分かる訳はないですよね。
誰でもパッと見てすぐに分かる特徴がこちらです。
清潔感がない
美容師は技術職である前に、接客業です。清潔感のない接客業なんて普通ありえません。
ボサボサな髪、無精髭、体臭などなど、身なりに気を使えない美容師は技術が下手です。
美容師という仕事柄、オシャレのつもりで勘違いしている美容師は結構多いですが、「あなたから見て清潔感のあるオシャレか?」を基準に判断してみてください。
タメ口
これも接客業という仕事で考えると、ありえない行動です。
多分これをしている美容師本人は、『アットホーム感』を演出しているのだと思いますが、大きな勘違いです。
僕も指名されている常連のお客様のカットをする時とかには多少言葉を崩して話すこともありますが、基本は敬語です。やっぱり『お客様』ですから当然です。
このあたりもひどい美容師は、まだ切り始めてもいないカウンセリングの段階でタメ口になっていたりするので、あなたが不快に思うかどうかで判断すると良いですね。
自分の意見ばかり
『要望を聞いてくれない』美容師ですね。自分の好みや楽さを取ってお客様の話を聞かない美容師は結構います。
カウンセリングをしている時、例えばあなたがかなりのクセ毛で多毛のロングだとします。
それをばっさり切ってショートカットにしたいという要望でカットするとしたら、切る側の美容師は実は結構な負担で技術力も必要です。
その負担を避ける為に、「長めの方が似合いますよ~」とか曖昧に濁して極力切らずにするのは、技術が下手だということになります。
ただ、それだけ強いクセ毛でスタイルチェンジをするのなら、普段のあなたのお手入れもかなり必要になってきます。
ポイントは、『普段のお手入れの方法』までしっかり教えてくれるか?です。
「多分切るとかなりクセが出やすくなると思うので、こうやってしっかりブローしないと収まらないかもしれないんですけど大丈夫ですか?」などの具体的な方法を教えてくれれば、イメージも湧きやすいですよね。
上から話してくる
これも、切り始める前のカウンセリングの段階です。
あなたは椅子に座っている状態で、美容師が立っているところを想像してください。
上から話される状態というのは、気分が良いものではないですよね。なんだか圧迫されている感じがします。
こういった配慮ができない(お客様の気持ちが分からない)美容師は下手です。
カウンセリングや会話をする時は『目線がお客様と同じ』にするのが基本なので、カットチェアで美容師も座って話すか、立膝をついてカウンセリングをします。
ダメそうな美容師にあたってしまった時は
いつも担当している決まった美容師がいない場合は、上に挙げたようなダメな美容師にあたってしまうかどうかは運次第です。
美容室自体の質もありますが、初めて行く美容室の時は特に注意が必要です。
もし、「この美容師危なさそうだな…」と思ったらあまり切らないでおくことをおススメします。
他の美容室で下手な美容師が切った後の切り直しを何度もしたことがありますが、髪の長さがないと出来るスタイルは限られます。
『結びたいのに既に結べない長さ』になっていたりすることもあり、最初の要望にはどうしても応えられないことになってしまいます。
そうならない為にも、ダメそうだと感じたら「やっぱり整えるぐらいにしてください」と伝えて、無難にしておきましょう。
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まとめ
美容師は技術職でもあるので、人によっての『上手い』『下手』の差は必ずあります。
明らかに若い、経験の浅そうな美容師なら見た目で分かることもありますが、経験を積んだベテランの美容師でも下手な人がいる、というのが厄介なところです。
でも、そういう美容師は社会人として必ず必要なマナーが足りていません。
残念なことですが、そんなダメな美容師にあたってしまうかもしれないという覚悟は常にもち、担当する美容師を見分けるようにしておきましょう。
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