美容師のホンネ

美容師のホンネ!実は触りたくない髪の毛ランキングとその対処法。

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美容師は仕事柄、人の髪の毛を一日中触っています。たくさんのお客様が来ますが、皆さんがキレイな清潔の方ばかりではありません。

仕事なのでもちろんお客様を拒否もできないですし、どんなお客様でも同様に対応しなければならないのですが、美容師も一人の人間なので、正直触りたくないな、と感じることも多々あります。

今回は、お客様の髪の毛を触って気持ち悪いな、と感じた経験をお話しますね。

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お客様の髪で触りたくないと思うランキング!

お客様の髪の毛に必ず触れなければ仕事ができない職業でもあります。
その中で髪の毛を触りたくないなと感じるのは、清潔感だけではないんです。

今回は、気持ち悪いな、と感じるような清潔感の意味合いと、他の意味での触りたくないな、というものも含めてランキング形式にまとめました!

第5位!

汗だくで来店されたお客様

夏場に多いのが、汗だくのお客様。もちろん仕方ないことですが、他人の汗はやはり気になりますよね。
お客様自身も申し訳なさそうにしている方が多いので、「大丈夫ですよ!」と声は掛けますが、正直触りたくはありません。

そういう時は最初にシャンプーをしてしまうので、一瞬の我慢ですね!

第4位!

スタイリング剤やトリートメントが吸着したお客様

一見、キレイそうにしているような若いお客様に多いのが、スタイリング剤を必要以上につけている方や、トリートメントが吸着してしまっていてベッタリしてしまっているお客様。

このような方は意外とニオイも皮脂と混ざってきつくなっていますし、なかなかシャンプーでも落ちきれずに残ってしまうため、カラーやパーマの妨げになってしまうことがあるので困ります。

第3位!

ブラッシングをしていない髪

ブラッシングを日頃からしていない方は、髪が絡まってしまっていたり、場合によってはだんごのように絡まってしまっているので、解けない場合があります。
その場合は最悪切らせていただかなければならないのですが、できる限り時間をかけて解くこともあります。

とても時間がかかりますし、できれば触りたくないですね・・

第2位!

頭皮に傷があるお客様

皮膚が弱いお客様は頭皮湿疹があったり、ケガをしていたりして傷があるお客様も来店されます。

そういったお客様は気持ちが悪いとは思いませんが、施術をする際に更に傷をつけてしまったり、傷めてしまう可能性があるので、とても気を使います。

第1位!

汚れているお客様

やはり1位は、不潔にしているお客様です。
いつシャンプーしたかわからないような、ベタベタでフケやほこりが溜まっている方は、シャンプーをするときにお湯をかけると強烈なニオイも上がってきますし、すぐには汚れが落ちきれないので、施術をする際もキレイにカットできなかったり支障をきたします。

そういったお客様は稀ですが、正直触りたくないですね。
中には、病気や体が不自由でシャンプーできないまま来店されることもありますが、そういったお客様に対しては、あまり感じません。

元気で不自由なところがないのに不潔にしているような方は、やはりあまり気持ちの良いものではありませんね。

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とにかくすぐにシャンプー

シャンプーがカットに含まれているお店の場合、カットに含まれているシャンプーは簡単なものがほとんどですが、不潔にしてるような方の汚れはなかなか落ちきれません。

なので、しっかりと細かく洗う別メニューのシャンプーをオススメします。お店によっては、洗浄力の強いシャンプーを用意している場合もあります。
通常美容室でメインで使用しているようなシャンプーでは落ちきれない!ということが多いからです。

シャンプーの勧め方

日頃はシャンプーしていないけど、美容室に行ったときにしっかりキレイにしよう!と考えている方なら、まだ良いのですが、不潔にしている方ほど、別料金ということにシビアでやりたがりません。

そんな場合は、正直にお伝えすることが多いです。

「結構汚れていらっしゃるので、カットに含まれているシャンプーでは落ちきれないので、しっかり汚れを落とした方がカットもキレイに仕上がりますよ!」という感じでオススメします。

これは本当のことで、汚れてベッタリしてしまっていると、本来髪の毛がおさまる状態とは変わってきてしまっている場合が多く、絡まっていたり、髪の毛の立ち上がりもなくなってしまっています。

そうするとカットしてもキレイにラインが出ずに、仕上がりも希望通りにならないことが多いんです。

シャンプーしてくれなかった場合

これが一番厄介です。
もちろん先ほどお話したように、キレイにカットができない場合が多いので、お客様にその旨を伝えて了承を得ます。

カラー、パーマはもってのほか!皮脂や汚れでコーティングされているような状態なので、ほとんどお薬が効かないんです。
その場合は、シャンプーしてもらえなかったらカラー、パーマをお断りすることもあります。

 

カットは仕方ないので受け入れますが、汚れがひどすぎるとハサミではカットできない場合があります。
ハサミは、上刃と下刃で挟んで切りますよね。しかし汚れがひどいと、滑ってしまい切れないのです。

その場合は、レザー(かみそり)を使用したり、バリカンを使用してカットします。
無理にハサミでカットしようとするとハサミが傷んでしまうこともあるので、美容師泣かせです。

お話した対処法は極限まで汚れているようなお客様の例なので、お客様の汚れの状況に合わせて美容師の判断で施術をします。

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まとめ

美容師は仕事とはいえ、やはり触りたくないな、と感じることもあります。
もちろん、毎日シャンプーしていたり、数日おきくらいの汚れであれば問題ありません。

美容師さんに嫌だなと思われたくないなという人は、少なくとも前日には一度お家でブラッシングとシャンプーをしていきましょう!

傷がある場合や事情があって最近シャンプーができなかった場合は、施術前にそのことを伝えておけば、気持ち悪い!なんて思いませんので安心してくださいね!

 

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