美容師のホンネ

ぶっちゃけます!美容師が失敗したと思う時は正直にお客様に話す?

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あなたは、美容室を選ぶときや「ここに通おう!!」と決めるとき、どのようなことをきっかけに選びますか?

  • 希望通りの髪型にしてもらえた!
  • 日ごろのお手入れが楽な髪形にしてもらえた!
  • 美容師さんの感じがよく、居心地の良いお店だった。
  • 安いから。

多くの方は上記のようなことがきっかけで選ぶのではないでしょうか?

私たち美容師も同様に、お客様が何を求めて、どうしたら満足していただけるのかと言うことを前提に、お仕事をしています。

…とは言っても美容師も人間!
人の手で行うものに機械のような正確さと言うものはありません。
いくら集中して、精一杯仕事していても失敗と言うのは避けては通れない道だったりもします。(もちろん、その失敗はないに越したことありませんが…)

私も今まで長く美容師をさせて頂いていて、大きな失敗をしてきた経験があります。今回は過去に実際にあった失敗談と、その時の対処法についてぶっちゃけトークをしていきたいと思います。

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明らかに失敗した!と思った、ぶっちゃけベスト3!

誰でもどの仕事でも同じですが、失敗をしようと思って失敗する人はいないと思います。しかし100%確実でないというのも確かです。

私が実際に体験した失敗は、成長過程でまだ経験が浅く未熟だったことや、器具の不具合が関係しているものなどではありますが、お客様にとっては「失敗された!!」と思うことであり、不快にさせてしまったこととなります。
そんな実際にあった失敗談をご紹介します。

ヘアカラーの失敗

あなたも実際に、美容室でへアカラーをして仕上がりを見たときに
「これ、ムラじゃない?」「染まってないけど」
と思ったことはありませんか?

実際、ヘアカラーの失敗は美容師の中でも多いのですが、私もごまかしのきかないほどのムラにしてしまったことがありました。

ロングで毛先にダメージがあり縮毛矯正をしているお客様で、トーンアップを希望していた方に施術をしたのですが、根本はハイトーンで真中は暗く、毛先は明るいシマシマ模様のような状態に!!

「これはもうどう見てもムラ!」
そんな状態でした。

…と言うのも実際カラーをするときは、根本と中間、毛先と状態や染まりやすさが違うので塗り分けをするのですが、縮毛矯正をしている場所は明るくなりにくいんです。

場合によっては全く明るくならない時もあるほどです。しかし、未熟な私は普通に施術をしてしまったために、こんな結果に…。

カットの失敗

カットをする際は長さや形をお客様と相談して決めます。

更に、お客様の髪質や頭の形等を見て、カットの仕方を変えているのですが、こちらも未熟だったため、くせ毛のお客様に希望の長さ分カットしたら、くせでうねりが出て乾くとふわっと浮くため、仕上がりが希望よりも明らかに短いスタイルになってしまいました!!

また、別の時には、長さを切るハサミと、毛量を減らすすきばさみを持ち間違えてしまい、髪の真中部分から普通のはさみをチョキっと入れてしまったこともあります。

シャンプーの失敗

シャンプーの時はシャンプー用の防水のクロスを付けますが、襟足部分から水が流れ込んでお洋服を濡らすと言う失敗もありました。

また、お湯ならまだしも、カラー後のシャンプーでカラー剤がお洋服について汚れてしまったという失敗もありました。

その時はシャンプー台の椅子の位置がずれていて、お客様の頭とシャンプー台が合っていなかったという器具の問題もあったのですが、実際に関わったのは私自身なので、これも私の失敗と言うことになりますね。

いつまでたっても、思い返すとあの時の青ざめた感覚を鮮明に思い出します。

明らかな失敗は正直にお客様に話す?その時の対処は?

では、実際に失敗をしてしまったときにどうしたかと言うお話です。

失敗してしまうと「お客様が怒ってしまうのではないか?」「先輩に怒られるのではないか?」など、頭によぎります。しかしそれを黙ってごまかす行為ほど、信用を失うことはありませんよね。

自分がお客様だったとき、と立場を置き換えてもやはりごまかされるのが一番不快です。

よく「1週間以内でしたら、無償で手直しします」という美容室も見かけますよね?
やはり人間の手で行っているものですし、いくら美容師がよいと思ってもお客様に満足して頂けなければ、それは成功とは言えないんです。

そのため、明らかに失敗してしまった場合はきちんとお客様に説明します。勿論、施術中に手直しできる範囲であれば直しますし、それで直せたものは失敗には入らないと思います。

しかし、その場で直しきれないものに関しては、どういった状態になっているのかをきちんと説明するようにしています。

 

先ほどの失敗したカラーの状況を例に出すと、

「矯正している部分がとても染まりにくく、中間が暗い仕上がりになってしまいました。申し訳ありません。中間部分を繰り返し染めるか、若しくは、根本と毛先部分を中間に合わせるように手直しさせていただきたいのですが、再度お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」

と言うようにお詫びと今後の提案をさせていただきます。

実際、私が働いている美容室ではその時の料金はいただかないという決まりになっているのですが、失敗した際の料金はお店によって違ってくるかもしれません。

これを黙って仕上げてしまった場合、クレームとして後日お店に問い合わせがあったり、実際に連絡をくれればありがたいですが、もう二度と来てもらえずに終わってしまうこともあるので、美容師としては誠意を見せることが大事だと感じています。

 

実際に先ほどお話しした失敗をしてしまったお客様は、ありがたいことに、今でも通ってきてくれているんです。勿論、失敗しないことが大事ですが、失敗をすればするほど美容師の腕が上がるというのも事実ですし、最後まで逃げずにお客様に寄り添うことが一番良いのではないかと私は思っています。

しかし一方で、「お客様が気づいていなければ言わなくてもよい!」という方針のお店もあると聞いたことがあります。少しでも「あれ?」と気になった部分があったら、どうなっているのかを確認した方がよいかもしれませんね!!

今回お話したような失敗を経て、対処法や施術前の見極めを学びました!お陰で今では大きな失敗なくお仕事しています!!

まとめ

今回は美容師としての失敗談をお話しさせていただきました!

美容師あるあるでの失敗は数知れず…あまり普段聞くことのできない、ぶっちゃけトークをこれからも少ずつお話していきますね!

 

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