美容師さんは、おうちでの髪の毛のお手入れはどうしてるの?カラーリングも頻繁に変えているけど、どうしてパサパサしてないの?どんなヘアケアアイテムを使っているの?
私も、お客様に聞かれることが多いです。美容師さんの髪の毛のお手入れ方法、気になりますよね!
今回は、実際に私が自宅で使っているアイテムと、気を付けていることの記事を書かせていただきます!
美容師が髪に対して気を付けていること
美容師はサロン広告塔。いわば商品です。
パサパサとダメージがある髪の美容師さんよりも、髪形がおしゃれで、ツヤツヤしている美容師さんの方が断然説得力がありますよね!
流行のヘアカラーやパーマをする機会も多いので、とにかくダメージさせないことには人一倍気をつけています。
物理的なダメージを極力減らす
カラーやパーマなど、薬剤によるダメージを「ケミカル的ダメージ」といいます。
このケミカル的ダメージは、ケミカル的な処方(例えばサロンにあるシステムトリートメントや、施術前の前処理剤などで行うトリートメントなど)でほとんど修復することができます。
しかし、熱や紫外線、摩擦などの「物理的ダメージ」は一度ダメージが起きてしまうと、修復させるのにとても手間と時間がかかります。なので、この物理的ダメージをさせないことがキーワードになります。
具体的な方法を挙げると、以下の3つが代表的です。
紫外線を髪に浴びさせない
UVケア用のトリートメントをつける。
帽子をかぶる。
髪用の日焼け止めを使用する。
髪同士の摩擦を極力避ける
お風呂から上がったらすぐに髪を乾かす。
過度なブラッシングはしない。
熱から髪を守る
ドライヤーやアイロンを使う前は、必ず流さないトリートメントをつける。
エアコンやストーブの熱や乾燥から守るため、朝も流さないトリートントをつける。
洗浄力の優しいシャンプーで洗う!
「ダメージが気になるけど、オススメの流さないトリートメントやヘアパックはありますか?」とお客様からよく聞かれることが多いですが、それよりも「どんなシャンプーで洗っているのか」が非常に大事なポイントになってきます。
どんなに素晴らしい高価なトリートメントを使っていても、洗浄力の強いシャンプーを使っていては効果が期待できません。
お肌のスキンケアも、美容液や化粧水をの前にまずは「落とすもの」見直さなくてはけないように、ヘアケアも「落とすもの」を見直すことが大切です。
- 髪の質感が良くなるアミノ酸系
- 洗浄力、安全性の高い石鹸系
- 保湿力が高いベタイン系
- 優しい洗いあがりのマイルド系
と、いろんなシャンプーがありますが、オススメはアミノ酸系のシャンプー。
髪の毛の主成分であるタンパク質は、18種類のアミノ酸でできています。なので、アミノ酸系の界面活性剤は髪の毛へのダメージも少ないのです。
さらに、肌と同じ弱酸性なので頭皮にも優しく、必要な皮脂は残し、余分な皮脂や汚れだけを落としてくれます。
そして、髪の毛の栄養となるたんぱく質も与えてくれるので、洗いながら傷んだ髪を修復することもできる優れものなんです!
裏の表示成分を見ると、配合量の多いものから書かれていますが、ここに「ラウリル硫酸Na」「ラウリル硫酸カリウム」など「ラウリル」や「硫酸」がつくものは、「石油系界面活性剤」といって洗浄力が非常に強いもの。
ですが、非常に安価で泡立ちも良いので、コスト重視の市販のシャンプーには結構な確率で入っていることが多いです!
日々たくさんのシャンプーが発売されていますから、その中からいい成分を見極めるのは、きちんと勉強しなければ至難の業。まずは、こちらの成分を避けることから始めてみましょう!
髪質や頭皮に合ったシャンプーやトリートメントを選ぶ!
一番売れているから!口コミの評価が高かったから!といった商品を使っても、必ずしもご自分に合うとは限りません。
理想のヘアスタイルにするためには、ご自分の髪の状態や頭皮にあったシャンプーを使う事が非常に大切になってきます。
- とにかくダメージを補修したい
- ボリュームやハリコシがほしい
- 頭皮をさっぱりと洗いたい
- クセを抑えたい
など、ご自分の頭皮のタイプとなりたい髪質に必ず合った、シャンプーを選んで使ってくださいね!
こちらの「アジュバン リシャンプー」というシャンプーは、他にも種類があって、様々なタイプのお悩みに合わせて種類を選べる上に、洗浄成分もアミノ酸系なのでオススメです!
流さないトリートメントをつける
上記でもお伝えしましたが、髪の毛は熱や紫外線など物理的なダメージに弱いです。
なので、ドライヤーやアイロンを使う際は流さないトリートメントを使いますが、中でもドライヤーなどの熱を利用して髪の毛のダメージを補修できるトリートメントがおすすめです。
「ヒートケラチン」「ヒートコラーゲン」といって、髪の毛の主成分であるタンパク質の「ケラチン」と、水分を与え髪を潤わせてくれる「コラーゲン」が、熱の力を利用して髪の毛の中に浸透させることができるものが配合されています!
乾かしたり、スタイリングしながらヘアケアができちゃうんです!材料もほとんどが植物由来のもので出来ているため、敏感肌の方などもお使いいただけますよ!
さらにダメージが気になる方は、保湿系のトリートメントを付けた後、オイルタイプのトリートメントで水分を逃がさないように蓋をしてあげると良いですよ♪
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まとめ
いかがでしたか?
美容師はどんなヘアケアアイテムを使っているのか、どんな方法でケアしているのかを、いつも担当している美容師さんに聞いてみるのもいいですね!
美容の知識においてはプロですので、絶対親身になって必要なケアやアイテムを教えてくれるはずです!ここでは紹介されていないケア法を、教えてくれるかもですよ!
ご自分にぴったりなケア方法とケアアイテムを、見つけてくださいね!
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