髪の毛のクセって気になりますよね。
根元のうねりによって、スタイリングが難しかったりまとまらなかったり…。
普段のお手入れだけでは仕上がり切らないスタイルをまとめてくれるのが、縮毛矯正です。
私もよく縮毛矯正をかけます。
そんな縮毛矯正のお悩みは、たくさんあります。
髪のダメージに関することやまっすぐになり過ぎてしまった、クセが伸びなかったなど、縮毛矯正だけでも心配することがたくさんあると思います。
その中でも一番多い質問が、「縮毛矯正は次いつかけたらいいですか?」という質問です。
どのくらいの周期でかけるのが一般的なの?かけ過ぎてもいいものなの?
悩んでしまいますよね。さらに心配になるのが自宅でのお手入れです。
まっすぐな状態を維持したいけど、お手入れの方法が分からない…。縮毛矯正を長く維持することって出来るの?
この2つは質問がとても多いので、分かりやすく説明したいと思います。
縮毛矯正はどのくらいの頻度でかければよいか
縮毛矯正をかけた後は「もっと早くかければ良かった」、「明日からのセットがラクになる」と誰もが思います。ツヤツヤのストレートは、女性なら1度は憧れますよね。
伸ばしたストレートは次にいつかけたらいいのか?それは3つのパターンに分かれます。
半年間は空ける
一番多いのが、半年空けることです。髪の毛が伸びるペースは、1ヶ月に1センチが基本です。
そうすると、半年間なので約6センチは根元が伸びてきます。
根元のクセが出てくると、まとまりづらい原因になり膨張してしまいます。
ハチ上辺りが膨らむと頭が四角く見えて、クセ毛の方特有の広がり方をしてしまいます。
このような状態になるのが半年経過してくると悩みになって、かけるタイミングになりやすいです。
1年間空ける
1ヵ月1センチなので1年間空けると、根元が12センチ伸びてきます。
この期間を空けることが出来るのは、我慢強い方が多いです。
美容師さんも説明するのに区切りがいいので、「1年間くらい空ける方もいますよ」と話してくれる方も多いです。
これだけ空けると、根元がクセの影響でモコモコの状態になってしまいます。
ドライヤーをかけても根元が乾きづらく、自分でストレートアイロンを入れないとセット出来ないのが、1年の
目安になります。
スタイリングがやりづらくなったら
髪の毛の成長と共に、根元のクセも出てきます。
スタイリングを自分でやってみて、やりづらくなった時がかけるタイミングです。
個人差はありますが、3ヵ月が限界という方もいるので、そういった場合は縮毛矯正のリタッチを勧められることがあります。リタッチとは、癖が出てきた根元だけに縮毛矯正をかけることです。
半年以内に全体の縮毛矯正を繰り返してしまうと、毛先への負担が大きくなってしまいます。
そのダメージの蓄積を防ぐために、リタッチをして根元だけのクセを解消するということになります。
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縮毛矯正した髪を長続きさせる3つの方法
しっかりドライヤーをかける
縮毛矯正後、約1週間は薬剤の反応が続いているので、お風呂上がりに濡れた髪はしっかり乾かしましょう。
濡れている髪は、不安定で弱っている状態です。
早く乾かさないと、せっかく伸ばした部分がクセ戻りしてしまう原因になるので、気を付けましょう。
耳かけやしばるのを控える
ロングの方で多いのが、ポニーテールなどのしばりクセがついてしまうことです。
耳に髪をかけるクセがある方も、ストレートの持ちが悪くなる原因になります。
対策は髪の毛を縛るときは緩くしてみる。根元から縛り過ぎないことです。ゴム跡が残らない程度にまとめることを心掛けましょう。
そして耳にかける動作も、根元の髪の毛が耳にかけた形にクセがついてしまうので、おろして遅れ毛にしてみたり、巻いてスタイリングするなど根元に物理的なクセをつけないようにしてみましょう。
しっかりトリートメントをする
自宅でのケアも重要で、シャンプーだけで仕上げてはいけません。
しっかりトリートメントをして、髪の毛の表面を保湿、保護をしましょう。
最近だとオイル系のトリートメントが主流になっていて、髪の毛を薄くコーティングしてくれる商品がたくさんあります。
シリコン系のトリートメントも、縮毛矯正を繰り返している方や毛先がダメージによって広がる方には落ち着かせてくれるので、オススメになります。
内容成分によってしっとりやサラサラタイプのものもありますが、しっかりトリートメントをすることによってクセ戻りを予防してくれるので、シャンプー後にしっかりケアしてみてください。
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まとめ
縮毛矯正をかけるだけでも悩みがたくさんあるけれども、アフターフォローについて、お客様が知らないこともたくさんあると思います。
周期の期間も個人差があって、私のお客様でも、1ヵ月に1回根元だけ縮毛矯正をかけないと落ち着かないという方もいらっしゃいました。
担当のスタイリストさんにもよりますが、髪の毛への負担を考えて期間を空け過ぎず、ストレスの少ないヘアスタイルの維持が大切だと思います。
まっすぐになった髪の毛を綺麗に保って、ツルツルさらさらの状態を維持してスタイリングを楽しんでください。
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