美容・髪型

枝毛をちぎると髪はどうなる?正しい枝毛のケア方法は?

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暇な時、手持ち無沙汰な時、ついつい無意識で毛先の枝毛を見ませんか?
枝毛を見つけてブチブチとちぎると止まらない!そんな女性も多いはずです。

美容室に来店されるお客様の中には自分で枝毛を切りすぎて、左右の長さが変わってしまった人もいます。

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どうして枝毛になるの?

枝毛になる原因

気になってしまう枝毛、なぜ出来るの?不思議ですよね。
1本の髪の毛が枝分かれして、また枝分かれしていく原因は何でしょうか。

髪の毛1本の内部と外部が傷みによって裂けてしまい、枝分かれしていくのですが、キューティクルが剥がれて枝毛になったものと真っ二つに裂けてるものとあります。

髪の毛はよーく見ると、鱗のようなキューティクルが重なり合っています。それが剥がれたり傷みで傷がつくと、そこから枝毛となっていくのです。

カラーが原因

ハイトーンになればなるほど、髪の毛のダメージは進みます。
染料を髪の中に入れ込むため、染めた時より褪色した頃にスカスカな内部になり、枝毛になることがあります。

パーマが原因

パーマの薬もだんだん良くなり傷みも最小限で出来るようになりましたが、やはりひかかりや乾燥になりやすく、そこから枝毛になることがあります。

アイロンやコテが原因

毛先のダメージがダイレクトに出てしまうのは、熱が当たることです。
アイロンやコテは180度の高温でセットするので、枝毛になりやすいです。

セットやスタイリング剤が原因

キューティクルが剥がれると、枝毛になりやすい状態になります。
ヘアスプレーを直につけてしまうと負担になり、キューティクルが剥がれることがあります。

セットで無理なコーミングや逆毛をたてると、髪の毛が弱くなります。

もしちぎった場合、枝毛部分はどうなる?

1番気になるのは、ブチブチとちぎってしまった枝毛の部分は大丈夫なのかな?という質問。
美容師的にはもちろんNG!です。

ブチっと切れた枝毛の部分の断面を特殊なカメラで見てみると、ギザギザとした切り口になっています。
そのギザギザな毛先はそのままほっておくと、どうなると思いますか?

実は、そのままほっておくともっと傷みがでてしまい、枝毛が増えてしまうのです!

キューティクルが鱗状とお伝えしましたが、そこの切り口からまた枝分かれしていき最終的には切れ毛と言って、とかしたりアイロンをした拍子に切れていってしまいます。
結果、毛先が細くなっていくのでまた負のサイクルで傷みが出やすく、枝毛がエンドレスで出来てしまいます。

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正しい枝毛のケア

自己流で枝毛を処理しても、逆に増やしてしまう悪循環になってしまったら意味がありません。
では、どうしたら正しく枝毛をとることができるか?答えはとっても簡単なんですよ!

髪の毛用のハサミでカットする

指でちぎってないけど、文房具のハサミで切ってた人いませんか?文房具のハサミも切れ味としてはイマイチ。

髪の毛専用のハサミは切れ味がよく、毛先のカットした部分の断面が水平に綺麗になります。
髪の毛専用のハサミを買うのが難しい人は、眉カット用の小さなハサミでも代用OKですよ!

どうしても切りたくない場合

どうしても切りたくない!少しでも短くしたくない!そんな人も居るはずです。
その場合は、美容室でトリミングカットをしてもらいましょう!

プロの技で長さを切らないように枝毛だけ整えて貰えます。美容室で使用しているハサミはやはり切れ味もよく、カットした部分の断面も綺麗になります。
オーダーは、「枝毛は気になるけど、出来るだけ長さを変えずに整えてください」で大丈夫ですよ。

枝毛が出来ないようにする為には

そもそも枝毛が出来なければ、短くなったり切れ毛が出来たりしないはずです。
枝毛が出来ないように予防が大切なんですね。枝毛にならない方法を見ていきましょう。

伸ばすなら定期的なカット

ショートカットの人が枝毛が沢山!というのは稀です。長さが長くなればなるほど、傷みやすく枝毛になりやすいです。

伸ばす理由で半年カットしてないなんていうお客様は、結構いらっしゃいます。
その方の髪の毛を見ると傷みが酷く、結局少し長さを切らないといけなくなります。

それならば、定期的にカットして毛先を整えた方が結果、綺麗な状態で長さを伸ばすことが出来るのです。
せっかくの長く伸ばした髪の毛が、バサバサでは興ざめです。

毛先の傷みが集中しないようにする

枝毛は基本的に毛先に出来やすいのですが、それは傷みが毛先に集中するから。
根元からの栄養が行き届かなかったり、アイロンやコテの熱で傷みが集中します。

毛先が傷まないようにする予防としては、ヘアカットする時に毛先を軽くしないこと。毛先が重めであれば傷みの刺激が分散されて枝毛が出来にくくなります。

アイロンやコテでまく時は、熱から守るヘアセット剤やオイルを使うのも大切です。

トリートメントケアを定期的にする

トリートメントは、元々傷んだ髪を補修する役割があります。
枝毛になってしまったものを治すことは出来ないので、傷まないようにトリートメントで予防をするのが必要です。

キューティクルが剥がれないようにコーティングしたり、髪の毛の内部がスカスカになって空洞にならないようにすることで、枝毛になりにくくなります。

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まとめ

いかがでしたか?
1度枝毛になってしまったものをそのまま残して置くことは、ほぼ不可能です。むしろそこからまた枝毛が出来て、傷みが激しくなってしまいます。

1度リセットすることで、次からトリートメントやカットなどのお手入れに気をつけて、枝毛が出来ないようにすることが近道なんですね!

 

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