乾燥する季節になってきました。
こんな季節は乾燥肌の人は頭皮、肌や手など乾燥が起因して痒くなってきて困りますよね。
肌や手は改善対策が割と思いつきやすく、実践している方も多いと思います。
しかし、頭皮に関してはパッと思いつかず、対策しにくいのではないでしょうか?
そこで今回は、乾燥して頭皮が痒くなる原因、痒みの改善方法と、オススメのシャンプーの選び方をご紹介します!
乾燥して頭皮が痒くなる原因ってなんなの?
頭皮には他の肌に比べて毛穴が多く、乾燥する時期の影響を受けやすい部分になります。
肌は乾燥すると刺激をバリアできなくなり、免疫力が一気に低下してしまいます。
刺激をバリアできなくなってくると、ちょっとした刺激で痒みが発生します。例えば汗、敏感になった肌には汗をかくだけで刺激になってしまいます。
そして、一度掻いてしまうと頭皮が炎症して、さらに敏感な状態になります。
そうなってくると、痒い→掻く→炎症→痒い…というようなサイクルができ、この悪循環から抜け出すのはなかなか難しく、どんどん悪化してしまいます。
掻くという行為が癖になってくると慢性化してしまい、乾燥しやすい時期だけではなく年中悩まされる事にもなりかねないので、しっかり対策をしていきたいところですね。
乾燥が原因の痒みの特徴は?
肌は水分と油分のバランスが整う事で、最適に状態を保てています。
乾燥肌の人はよくわかると思いますが、頭皮が突っ張ったような感覚、チクチクとしたような痒みなど、頭皮以外の肌が乾燥で発生する痒みの特徴があります。
他には乾燥したフケがぽろぽろと落ちてくる時は、乾燥が原因で痒みが発生している可能性が高いです。
しっとりとしたフケが出る方は、水分と油分のバランスで油分が優位になっている状態ですので、乾燥対策ではなく、食生活などを見直す必要があります。
乾燥対策にオススメのシャンプーの選び方
シャンプーの成分には主に下記の3つがあります。
- 石油系
- 石鹸系
- アミノ酸系
石油系
石油系のシャンプーは市販のものに多いです。
洗った感覚を強く出すために泡立ちが良く、洗浄力が強いのが特徴です。
洗浄力が強い分、頭皮に必要な脂まで落としてしまうので、水分と油分のバランスが崩れ、乾燥の原因になるのでオススメしません。
石鹸系
名前を見た感じコレを選ぶのが正解のように感じますが、こちらも洗浄力が強く、乾燥肌の人は荒れてしまう原因になりかねません。
アミノ酸系
私がオススメするのはコレになります。
こちらは泡立ちは良くないです。洗った爽快感が少なく一見良くなさそうに感じますが、過度に脂を落とさず、頭皮に優しく洗浄することができます!
髪の毛もアミノ酸でできており、髪の毛へのダメージも少なく優しいものとなってます。
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シャンプーのやり過ぎにも注意!
フケがたくさん出るからといって、シャンプーを1日に何回も行うのは頭皮の乾燥の原因にも繋がりますし、髪へのダメージも大きいのでオススメしません。
また、お湯の温度も高すぎると乾燥してしまうので、40度以上にならないように設定しましょう!
シャンプーのやり方としては、シャンプー剤を手で少し泡立ててから髪に付けるようにし、ゴシゴシと強く擦らず、優しく洗うのがオススメです!
乾燥するからドライヤーはせず、自然乾燥はNG!
保湿するためにあえてドライヤーはせずに自然乾燥している方は、要注意です。濡れたままの肌は、ドライヤーをしない以上に乾燥してしまいます。
頭皮の痒みは乾燥だけではなく菌が原因で痒くなる場合があります。ドライヤーをせずに自然乾燥をすると、菌が繁殖して痒みの原因に繋がります。
さらに、頭皮の臭いの原因にもなりますので、ドライヤーで必ず乾かしましょう!
だからといって、ドライヤーで乾かしすぎるのも乾燥の原因になりますので要注意です。
冬のドライヤーのコツとしては、ドライヤーを頭皮に近づけすぎないようにしましょう。ドライヤー近くだとかなり熱く、距離によっては100度超えます。
ドライヤーの送風口をゆっくり動かしながら乾かすと熱が分散されて、熱が一箇所に集中することがないのでオススメです。余熱を利用して乾かすイメージで行いましょう!
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まとめ
頭皮は他の肌に比べて乾燥しやすく、敏感な方はすぐに影響が出てしまいます。
乾燥の原因は様々で、シャンプーの成分だったり、ドライヤーのかけかたなど、一概に言えないものになってます。
一度乾燥で痒みが悪化してしまうと自分だけで対処できず病院で治療を受ける必要も出てくるため、しっかりと対策したいですね!
お部屋に加湿器などの対策に加えて一度、シャンプーの成分、ドライヤーのやり方など、見直すきっかけになれば幸いです!
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